フィリピンミッション🇵🇭 感想
わたしは今回で、洗礼を受けていないまま、4回目のミッションを迎えました。そして、フィリピンでのミッションは2回目です。4回のミッションで感じることは毎回異なりました。今回のミッションでのわたしのテーマは「神様をとおして自分と向き合うこと」でした。(結果としてですが)
このミッションへの参加を決めるのには、2ヶ月もの時間がかかりました。その時のわたしは大学3年生で、就活をしていました。このミッションの時期は、就活生としてのわたしにとって重要な時期でした。ミッションに参加したいという大きな気持ちがあると同時に、就活で、周囲に遅れをとってしまったらどうしよう、ミッションに参加したことで、就活に悪影響があったらどうしよう、という不安が心の中にあったのも事実でした。ですが、2ヶ月もの間、このミッションの存在が自分の中で引っかかり続けていたのです。12月のある日、ひとりの宣教師にそのことを相談しました。彼女は、「神様の呼びかけに応えて。神様を信じて。」と言いました。そのときに、神様が、2ヶ月もの間、諦めずにわたしに呼びかけ続けていてくれたことに気づきました。その瞬間、いままで悩んできた時間は吹っ飛び、ミッションに参加することを決意しました。
ここまで、このフィリピンのミッションが自分の中にあり続けたことの理由のひとつとして、フィリピンの若者たちの存在が大きくありました。わたしは昨年も参加していたので、彼らのことをよく知っていました。彼らは、決して裕福ではありません。ですが、本当に本当に、神様の愛で満たされ、それを分かち合おうと生きている人たちです。わたしは、彼らに再び出会うことで、神様の愛を感じ、これから、神様の道をどう生きるかを、フィリピンの自然の中でゆっくり考えることができました。そして、就活中ということもあり、今後の自分の人生について深く考えました。わたしは本当は何がしたいんだろう、どう生きたいんだろう、神様はわたしになにを望んでいるのだろう、と、考え続けていました。
フィリピンでの祈りの中で、わたしは自分と向き合い切れていない、そして、神様と向き合い切れていないと感じました。自分の声も、神様の声も、聞き入れていなかったように感じます。それに気づけたことは、自分のなかでの大きな財産です。そして、自分の将来について、はじめて神様に祈りました。これまで、就活のことについて、悩んできたのに、祈ることは一切してこなかったことに気づきました。そして、社会に出て、クリスチャンとして生きていくことについて、神様と話しました。未受洗ではありながら、わたしよクリスチャンとしての言動に対して、わたしの選択に対して、周囲からの批判は少なくはありませんでした。そのなかで、自分自身、決断することを避けていたと思います。ですが、このミッションを通して、わたしからこの信仰を奪えるものは何もないと確信しました。この気づきとともに、これからの信仰生活、そしてミッションとともにある人生を、歩んでいきたいと思います。
わたしを信仰の道へと招き入れてくださった神様、そして、セルヴィの宣教師たち、信仰の仲間たちに、心から感謝します。
滝澤和華乃
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